2018年4月12日木曜日

カリウムについて

カリウムとは

カリウムは成人の体内に約200g含まれてます。
細胞の浸透圧を維持したり、水分を保持する重要な役割を果たしています。

カリウムが不足すると
カリウムは動物性食品や植物性食品に豊富に含まれているので通常の食事では、ほとんど欠乏症は見られません。
しかし激しい嘔吐や下痢の場合、利尿降圧剤の長期使用の場合など、カリウムの排出量が増し欠乏することがあります。
欠乏の主な症状は脱力感、筋力低下、食欲不振、骨格筋の麻痺などです。

カリウムの過剰摂取の影響
過剰症も通常の食事では心配ないと思われますが腎臓機能が低下している場合は注意が必要です。
通常大部分が尿中に排泄されますが、腎機能が低下しているとカリウムがうまく排泄されなくなり、高カリウム血症になります。
筋収縮が調節できなくなり、四肢のしびれ、心電図異常などの症状が現れ、心停止を起こすこともあります。

カリウムを多く含む食品
野菜や果物の他、昆布やひじきなどの海藻類、サトイモやサツマイモなどのいも類、大豆やインゲン豆などの豆類などに多くふくまれます。
果物の中で特に多いのが、柿やスイカ、メロンなどです。
生鮮食品に多く、加工や精製が進むと含量は減少します。

むくみや、こむらがえりなどもカリウム不足によって起こる場合もあるので
カリウムの摂取量も少し意識してみてください(●^o^●)






 
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