2018年3月4日日曜日

コレステロールと糖質制限

皆さんこんにちは
先日、初めて酸素カプセルを利用してきましたスタッフの野田です。
実感としては夜の寝つきが良くなりました。自律神経のバランスが整いそのおかげで熟睡できたらしいです。どうやら今までは乱れてたようです(^_^;)



先日お客様で「健康診断の結果でLHL(悪玉)コレステロールの値が増えてしまった」というお客様がいらっしゃいました。
何か変わったことがあるかお伺いしたところ、糖質制限をしているとのことでした。



そこで今回は
~コレステロールについて~
~糖質制限でLDL(悪玉)コレステロールの値が増えた理由~

についてお伝えいたします。





コレステロールとは
体内に存在する脂質の一種で体にとって重要な働きがあります。



コレステロールの働き

・細胞膜の材料になる・・・体は約60兆個もの細胞によって作られています。その細胞の膜を構成する大事な成分です。

・ホルモンの材料になる・・・副腎皮質ホルモンという、ストレスを受けたとき、水分の調整が必要なときに分泌されるホルモンの材料になります。

・消化液の材料になる・・・脂肪の消化吸収を助ける働きをします。


コレステロール種類

・LDL(悪玉)コレステロール・・・運搬の役割があります。血液から体の隅々へ運ばれます。余分に蓄積すると動脈硬化などの原因となり、不足すると免疫力低下、ホルモンが作られなくなる、消化吸収力の低下などがおこります。
・HDL(善玉)コレステロール・・・回収の役割があります。血液中に残ったコレステロールを回収して、肝臓に運びます。


コレステロールの生成について

食事による腸への吸収での生成が23
肝臓での合成による生成が78

コレステロールそのものを含んでいる食品より、肝臓でコレステロールを合成する材料となる、飽和脂肪酸トランス脂肪酸を含む食べ物の取り過ぎに注意が必要です。
*食事による生成が少ないことなどから厚生労働省は2015年、日本人の食事摂取基準からコレステロールの摂取上限値を撤廃。

・飽和脂肪酸を多く含む食品・・・肉の脂身、バター、ラード、マーガリン、ショートニングがあります。
・トランス脂肪酸を多く含む食品・・・マーガリン、ファットスプレッド、ショートニング、マヨネーズ、カップ麺などがあります。




LDL(悪玉)コレステロール値を下げる食品

オリーブオイル、えごま油、しそ油、さば、さんま、いわしなどの青魚の脂、くるみ、チアシードなどがあります。





糖質制限とLDL(悪玉)コレステロールについて

糖質が減ることで直接的にLDL(悪玉)コレステロールが増えることはありません。
しかし間接的に、、、

1.糖質制限を行うと糖質を減らした食事になる
2.その代わりにお肉の食べる量が増えるようになる
3.お肉の脂身が飽和脂肪酸を多く含む
4.LDL(悪玉)コレステロール値が高くなる
ということは起こりえます。



ぜひ糖質制限でLDL(悪玉)コレステロールが増えてしまった方は、お肉の脂身の摂取を減らすこと、LDL(悪玉)コレステロールを下げる食品を意識して摂取をしてみてください。その他、下げるにはもちろん運動も効果的です!
LDL(悪玉)コレステロールの値が高い人も参考にしてみてください。





最後までお読みいただきありがとうございます





 
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