2020年1月7日火曜日

加圧って?

こんにちわ。
今日は加圧って何?と聞かれたので、そのお話。


加圧トレーニングとは、腕と脚の付根に専用のベルトを締め、個人に合った適正な圧力を加えて血流量を制限してトレーニングを行う方法です。
血を止めてトレーニングしても大丈夫?と思う方もいますが、加圧トレーニングは専用のベルトで「適正な圧力」をかけて血流を制限しているのであって、止めているわけではないので問題ありません。


「低負荷」、「短時間」、「短期間」で効果が表れる加圧トレーニング。
その特徴は極めて低負荷(最大筋力の20%~30%)でトレーニングする方法にも関わらず、高負荷(最大筋力の80%)と同等もしくはそれ以上の効果を得られると言われています。

通常のウエイトトレーニングでは筋肉(筋繊維)に負荷をかけて損傷させ、時間を置き回復させる事が効果を出す主なポイントですが、加圧トレーニングは体内環境を変化させる事が目的であり、筋肉の損傷は少ないので、回復にかかる時間が大幅に短縮されます。そのため短期間でも効果が出やすいのです。


加圧トレーニングを行うと、筋肉が低酸素状態になり、その結果、体内環境が変化します。加圧トレーニングは、ベルトの圧迫下で運動を行うため、血液による筋肉への酸素供給が制限されて、筋肉内がどんどん低酸素状態になっていきます。

筋肉の回復に必要な酸素が制限されると、持久力に優れていてるものの力を発揮するには大量の酸素を必要とする、筋肥大し辛い遅筋繊維の活動は制限され、筋肥大しやすい速筋繊維の活動が促されます。

加圧ベルトを締めることで、回復し辛い環境が作られるので、運動している部位には大量の疲労物質(乳酸)が溜まってきます。そして乳酸が溜まってくると、回復させようとする反応も高まり、成長ホルモンが大量に分泌されるのです。

通常のトレーニングを軽い負荷で行うと、主に遅筋繊維が使われるのですが(サイズの原理)、加圧トレーニングでは軽い重りでも速筋繊維が刺激されます。そのため、ケガをして関節を上手く動かせない方や、高齢で重いものが持てない方にもおすすめできるトレーニング方法です。



 
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